台湾移住計画

 金曜日、当社の提携先『台湾通信』の早田社長が台北から来海しましたので、会食することになりました(場所は、日本料理「北彩」)。

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 雑談で、老後はどうするかという話題になりましたが、私が台湾に移住したいと言い出したら早田社長がびっくりしました。

 「なぜ、台湾か?」

 私が以前働いていたロイター通信社の先輩(日本人)で、タイに移住した人がいます。老後は物価の安い東南アジアあたりで悠々自適な暮らしをしたいと決め込んでいました。実際に、妻とすでに下見もしています。

 少し前ですが、フィリピンに行きました。マニラとセブ島で、不動産会社に物件を色々見せてもらいました。あとは、マレーシアのクアラルンプールやバリ島、候補はいくつか浮上しました。最終的に、タイのチェンマイにほぼ決めました。

22590_2 南台湾のトカゲがデカイ(Goo写真)

 私は暑がりで、常夏の国に年中住んでいると、体が疲れます。だから、四季のある国、少なくとも二季のある国に住みたい。すると、チェンマイは都合が良い。こじんまりとした街、冬季は涼しく、一歩街から出れば、理想郷のような田園風景が広がる、物価も安い・・・

 が、タクシン前首相の退陣から、タイは極度の政情不安定状態に陥り、バンコク空港占拠事件をはじめ、政治騒動が続いてきました。穏やかな仏教の国とは思っていましたが・・・住むにはやはり少し怖いような気がして、引いてしまいました。あとは、言葉の問題も大きい。英語だけでは厳しい国ですので・・・

22590_3 早田社長との会食で食べたキンキの煮付け(料理店「北彩」)

 そこで新たに候補に浮上したのは、台湾です。以前台湾中南部の田舎を旅したことがあります。古き良き時代の日本のムードが漂い、牧歌的な田園風景、緑がいっぱい、人がとても親日的で、素晴らしい温泉もあり、食べ物が実に旨い、何よりも中国語が通じる・・・

 というようなことで、早田社長に台湾のことを根掘り葉掘り聞き、話が盛り上がりました。