<上海>沖縄料理居酒屋・合家、幸福に酔いしれるひと時

 ディテールでホッとする店です。漆喰の壁、赤瓦、吹き抜けの家屋、内装はもとより、随所見られる南の島のエッセンスに吸い込まれるように、泡盛が進む・・・

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23413bすぬい酢(28元)、島らっきょう(35元)、ミミガー(30元)

 疲れた心が癒され、南国の素朴なムードに酔いしれ、もう、引退して島にでも住んでしまいたいなあ、幻想に取り付かれ、気がついたら、40度の泡盛のボトルは半分空けていました。

 ゴーヤ玉というのは、まったく大したことのない玉子料理。ふかふかした卵と青々したゴーヤで、のどかな島の田園風景を連想する。

23413_2スクガラス豆腐(25元)
23413b_2ラフテー(40元)

 グルメとか何とか言って、美味を求めるのではなく、心の安らぎと素朴さを求める。

 沖縄は、東京の所得の6割強しかない。中国でも流行の経済成長、所得、GDPで考えると、沖縄は先進国日本の中でも最下位になります。でも、実際はそうでしょうか。私は、日本の中を旅しても、沖縄は笑顔がもっとも多く見られる地でした。

 沖縄、あの素朴な村、空、海を眺めていると、知らないうちに、涙が溢れます。私たち、何で、あれだけ苦労しているんだろう、苦労して、果たして、幸せを手に入れたのでしょうか・・・

23413_3てびち唐揚(35元)
23413b_3ゴーヤ玉(30元)

 「幸福」、大和言葉で、「し合わせ」と言います。いろいろなことをしながらも、「合わせる」、一緒になろうよ、一緒になれば、「幸福」なのでしょう。でも、「幸福」はどこにあるのでしょうか?

私 は、この「合家」のオーナーを知りません。なぜ「合家」という名が付けられたのかも知りません。私は、自分なりに理解します。人と人は、何らかの縁で出合い、そこで一緒になり、互いに感じたこと、喜び、悲しみを分かち合い、それで「幸福」になる。だから、家族なら、「家」という形ですが、家族ではない人でも、「出合い」という形で結ばれるのです。私たち、本当は、そんな「幸福」の中にどっぷり浸かっているのです。「合」と「家」で「幸福」に恵まれているのです・・・

23413b_4沖縄料理居酒屋「合家」

 生きていくことは、困難や苦しみに満ちたことです。世は、無常です。私たち一人一人の「合」も「家」もある日、なくなったり、消えたりします。でも、私たち、いまは幸福ではありませんか、それだけで十分です。満足です。

 ここで食べて、飲んでいると、いつの間にか幸せ一杯になっていました。感謝の気持ちが一杯になっていました。

 「幸せになろう」よりも、幸せを感じよう!

★沖縄料理居酒屋・合家
<住所>   上海市古羊路427号
<電話>   021-5477-3298
<営業>   17:30~23:30
<予算>   150元~350元

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