福州・北京出張へ

 今日の午前便で、福州へ飛ぶ。

 たまたま、今日3月16日は、上海虹橋空港新第2ターミナルの開港日でもある。縁起がいいかどうか分からないが、初日の利用になる。これからは、春秋航空を除く全国内便は、新ターミナルへ移管し、日本便や韓国便は旧第1ターミナルに残る。

 福州では、某日系メーカーA社の人事刷新プロジェクトに着手する。

 A社では、規律違反やサボりが日常茶飯事、また従業員が違反行為を恥と見ていないのが一番の問題。作業中に職場離脱。どこに行っていたかと詰問すると、トイレ!トイレはやたら長く、中で新聞を読んで煙草吸って寛いでいる。しかたなく、トイレの時間まで管理する。まさにいたちごっこ。制度の実施に大きな支障が出ている。それがゆえに、労働生産性が高くない。たとえば、在庫管理一つとってみても、せっかく管理ソフトを導入したものの、まったく機能しない。勝手に部品を使ったりして、気が付いたら、過剰在庫と欠品が続出・・・

 このような現場では、制度をいくら作っても無駄。ココロの問題の解決が先決だ。ココロの問題は一番大変な問題だ。場合によって、大手術が必要。根こそぎから変えるとなると、日本本社のけん制がまた新たな問題になるかもしれない。四方八方に問題だらけ。

 福州で1泊して、打ち合わせを終えると、福州から北京へ飛ぶ。定例コンサル出張で、顧客数社のスポット相談が終わると、北京事務所の要員選抜面接が待っている。

 そして、金曜の早朝便で上海へ戻る。来週は、顧客の労働仲裁で弁護士と広州へ出廷出張・・・

 過密スケジュールで、パソコンを持参しないことにした。ブログ更新も数日中止する。すこしお待ちください。