8月12日（木）、ハダンゲル・フィヨルド（Hardangerfjord）観光。
朝ホテルでゆっくりと朝食を取って、10時05分ヴォス発のバスでウルヴィック（Ulvik）へ向かう。真っ青な空、燦々と照らす太陽、緑の山、谷、渓流、滝、悠々自適に散歩する山羊や牛馬、そして雄大なフィヨルド・・・車窓風景が美しい。
ピリリー、ピリリー。携帯電話が鳴った。会社からだ。北欧旅行中に二度目の業務連絡。
旅中の業務連絡、ノルウェーのテレノール（Telenor）ローミング
休暇には、ノートパソコンを持参しないことにしている。周遊型の旅で、パソコンを持ち運ぶのが不便だというのもあるが、パソコンがあると、メールを見る。メールを見ると、返信する。いつの間にかホテルがオフィスに変身する。そうならないために、パソコンを持参しないのだ。急を要する業務報告だけ、部下から電話連絡してもらうことにしている。北欧は中国と同じGSM通信仕様で、グローバル・ローミング・サービスで問題なく中国の携帯をそのまま使える。
アイフィヨルで昼食
11時すぎ、ウルヴィックの船着場に着き、船に乗り換え、12時前にアイフィヨル（Eidfjord）に到着。上陸すると、バス観光ツアーと自由行動を選択できるが、自由行動にした。フィヨルドを一望するホテルのテラスでゆっくりと昼食を取る。
午後14時40分、再度乗船。フィヨルドを観光しながら、ノールハイムスン（Norheimsund）へ向かう。ハダンゲル・フィヨルドは四大フィヨルドの一つとして、ガイランゲルに比べると、そこまで雄大ではないが、ゆるやかでのどかな風景が一路と展開する。湖面がきらきらと輝き、両岸になだらかな斜面が広がり、一面と葡萄やリンゴなどの果樹園が水面に映り、牧歌的な風景で心が癒される。
ハダンゲル・フィヨルド観光クルーズ
3時間近くのクルージングを終えると、終着のノールハイムスンでバスに乗り換え、夕日を浴びてベルゲンへの帰途に付く。
ベルゲンでは、港の前のNeptun Hotelに三連泊する。
ホテルの客室で夕食、まずい寿司
そして、持参のカップ麺
夕食はスーパーで寿司を買い込んで、ホテルの部屋で済ませる。しかし、高い割りに、寿司がまずい。それでも北欧に来てはじめて米粒が食べられて、とても嬉しかった。