<雑論>露ウラジオストク対中開放 / バフムート陥落 / 頭の良い人と悪い人 / 外国人に土地を売るな! / 差別 / 自由と権利 / 弱者救済 / LGBT法

● 露ウラジオストク対中開放

 ロシアが、163年ぶりに、ウラジオストクを中国に開放した。中国の報道では、いつもの漢字音訳名「符拉迪沃斯托克」でなく、元々の中国語名「海参崴」を使った。表向きには、貿易港用途だが、深読みすれば、軍事的に中露合同の「北海道戦略」いやそれだけではない、「日本海戦略」も可能になる。日本は南北西の三方向から包囲網を張られようとしている。

 ウラジオストクの対中開放は、中国が日本海へのアクセスを得たことを意味する。

 産業面では、今まで東北陸路→ 大連港海運→ 上海・南方のルートから、ウラジオストク港からのワンストップ海運に変わる。日本や韓国の産業に代替性が生まれる。軍事面では、中露連合艦隊の基地にもなり、対北海道・日本海アプローチの形成につながる。次は北方四島も対中開放したら、日本はどうするのか?

 トランプが中露分断・連露抗中という正しい戦略を取ったが、バイデンは中露を一体化させた。さらにG7でゼレンスキーを、皮肉にも広島に呼んだ。日本は完全にロシアを敵に回した。ツケが必ず回ってくる。

 ウラジオストクは、中国の領土だった。しかし、中国はあえて領土問題に触れずに、とりあえずウラジオストク港の「使用権」を取得した。そこが「最善←次善←次悪←最悪」の関係。

 中国は「最悪」を回避する上でチャンスを逃さずに「次悪」をゲットした。次悪は次善の入口、次善は最善の入口である。じわじわとフェードインしていく、という成功事例である。

 一方、日本は終始、北方四島の「所有権」しかも「一括返還」という「最善」に固執した。この度のウクライナ支持で、ロシアを敵に回し、中露連合を作り上げ、事実上四島は全放棄だけでなく、今後中国も乗り込んでくる、という「最悪中の最悪」を迎えるだろう。まさに大失敗事例。

 日中の戦略思考レベルにおける差が大きすぎる。日本は中国の足元にも及ばない。負けないほうがおかしい。

● バフムート陥落

 バフムートは陥落したのかという記者の質問に、ゼレンスキーがこう答えた――。「Noと思う。街はもう(戦火で)消えた。ただ我々の心の中に生き続けるだろう」

 消えた街をロシアが占領しても意味がないと言いたかっただろうが、そのために死んだウクライナ兵士の命は意味があったのだろうか。逆に、街が消えたが、ロシア軍が敗退したとしよう。ゼレンスキーはきっとこう言うだろう――。「街が消えても再建できる。国土は一寸たりとも譲る訳にはいかない」

 どっちに転んでも政治家は美しく解釈できる。ただ死んだ人は戻らない。

 善戦したウクライナ軍兵士には敬意を表したい。ただ、貴方たちは祖国でなく、他国のアメリカのために命を奉げたのである。是非、アーリントン国立墓地に埋葬されたい。星条旗の下で安らかに眠れ!

● 頭の良い人と悪い人

 フェイスブックの投稿やコメントを見ても、頭の良い人、頭の悪い人、その差が一目瞭然。

 例えば、私がただぼんやりと呟いたところ、見事に本質を抽出してくれたり、異なる側面や切口を提示し、議論を深めてくれたりする頭の良い人がいる。一方、頭の悪い人の特徴は、単に自分の感知や体験を並べ、議論を脱線させることだ。あるいは、ひどい時は、論点のすり替えもする。

 頭の良し悪しは、生来の先天的なものもあれば、後天の学習で差が広がる場合もある。頭の悪さは決して改善不能ではない。ポイントは、事実認識のできる(無知の知をもつ)ことと「学び方を学ぶ」ことだ。

 頭の良し悪しを見極める方法がある。「馬鹿」と言われると、頭の良い人は「どこがどのように馬鹿か」と聞く。頭の悪い人は「上から目線だ」と抗議する。

● 外国人に土地を売るな!

 「外国人に日本国の土地をむやみに売るな、譲渡を制限・禁止する法律を立法すればいい」という人が多い。その通りだ。しかし、なぜ、立法ができないのか。日本は民主主義国家である。立法ができなければ、つまり民意ということになる。

 「いや、それは自民党が日本のことを考えていないからだ」という。答えは同じ。自民党を与党の地位に押し上げたのも国民であり、またもや国民の民意になる。

 国土所有権の譲渡は、「実体法」に基づき、民主主義の選挙と国家運営の委託は、「手続法」による。民主主義は手続きの正義であり、正当な手続きの下で生まれた実体(法や政権)に正義が付与される。実体の不正義を是正するために、手続きを動員する。手続の不正義を是正するには、暴力(クーデターや一揆)を動員する。それしかない。

 独裁専制が腐敗すれば、暴力や一揆で革命をもって政権を倒して民主化する。しかし、民主主義が腐敗すれば、何もできない。だから、民主主義がたちが悪いと言っている。私が繰り返してきたのだが、諸悪は結局、民主主義の劣化・腐敗に起源する。

● 差別

 「差別禁止」は、単に差別を口に出すなと、それだけの話だ。心底の差別感は打ち消せないものだ。私は黄色人種で白人から差別的な眼差しや口調、空気を感じたことは何回もある。しかし一方、私はある種逆差別を心底に持ったりもする。私が差別されたのは肌色の差。彼らが差別されたのは知恵の差。そういう意味でお互い様で抗議も否定も不要だ。差別とは、自然体的なものである。

● 自由と権利

 民主主義といえば、自由や権利ばっかり言われるが、対等に制限や義務はほとんど語られない。人間の醜悪なところはそこで、それがまんまと利用されている。権利ばっかり主張する人は永遠に本物の自由を手に入れられない。自由のもっとも高い次元は、思考と精神の自由である。しかし、大方の人には無理だ。

● 弱者救済

 私は弱者救済に大賛成だ。ただ条件がある――。まず、本物競争で本物弱者を淘汰すること。次に、淘汰された本物弱者は強者に頭を下げて救済を求めること。最後に、それでも救済しない強者を強者コミュニティから村八分すること。

● LGBT法

 正直に言って、最近の日本は、嫌いだ。これから国会に提出されるLGBT法(案)には、大反対だ。どうでもいい。同性愛者は勝手にやっていればいい、理解しようと思わないし、そんな暇もない。棲み分けでいい。そのうち、動物性愛者も出てきたら、それを理解しろというのか?ほかに緊急でやらなきゃいけないことが山ほどあるのに、銭湯の入浴規則などに時間を費やすアホ国家…。もうダメだね、日本は。

 ある男性がある日、「私の心が女性だったことに気づいた」と言うと、それを認めなければならない。そして女性トイレも更衣室も女湯も入れてあげる。女性の人権はどうするのか。日本は暴走している。自民党は最大の似非保守。

 LGBT、そういう人がいることは、理解できる。ただ、それらの行為に生理的にも心理的に嫌悪感があるという事実を述べる言論の自由だけは、剥奪されたくない。さらに、来る日も来る日も、LGBT、LGBT、LGBTじゃ、うんざり、嫌悪感がなお一層募るばかりだ。私の住むマレーシアは、同性愛否定・禁止の国であり、敬意を表したい。

 この話をフェイスブックに投稿したら、「日本は中国に飲み込まれたほうが案外まともになるかもしれない」というコメントが寄せられた。私も最近、そう思うようになった。日本の歪んだ民主主義を是正できるのは、中国だけだ。

 真の保守は、LGBT法に反対するはずだ。自民党の似非・偽保守はこれで明らかになる。

 5月22日付BBCによると、中国最大の「北京LGBTセンター」(北京同志中心)は、閉鎖。中国国内のLGBTQ系WeChatグループもほぼ強制解散。私は、中国の強制措置に賛同し、これを支持する。米国白人左翼(白左)が仕掛けたLGBT運動は、はるかに同性愛という性的次元を超え、一種の政治運動に変質している。中国政府は本質を見抜いたうえで、断固とした禁止措置を取るのはまったく正しい。

 LGBTの真の目的は、「融合」ではなく、「分断」である。ごく少数の支配者が大多数の国民を統治するにあたって、矛先を自分に向けさせないためにも、国民を分断して戦わせる必要がある。

 マルクスが、無産階級と資本家階級の分断、階級闘争の理論を発明した。時代が変わって、人種差別やLGBTがそれに取って代わった。しかし「分断」「闘争」の本質は変わっていない。だから、米国は共産主義2.0だ。みんなも気がついたと思うが、LGBT云々なかった時代よりも、LGBTやればやるほど、世界が分断していないか?

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