7年ぶりに自宅のパソコンを買い替えた。22インチワイド、Windows 7と、いわゆる比較的に新しいスペックになった（らしい）。
IT音痴の私にとって、パソコン専門家が天使のように見える。どんなに困ったことでも、カチャカチャして数分で問題が解決される。パソコンの買い替えも、勧められるまま、新機種の購入が決まった。私の要求は、二つ――。とにかくワイド画面とスピード。
ワイド画面の新パソコンで、新聞を読む
ワイド画面にこだわったのは、二つの理由がある。
ひとつ、日中2か国語対照の文書作成や編集、翻訳、校正作業が多く、二つの原稿を左右対称に並べて作業できれば、快適度も効率も劇的に向上する。
もうひとつ、新聞の閲覧。日本経済新聞（紙）を中国で購読すると、とても高い。電子版なら、月4000円で済む。ただ欠点がある。知的なムードにしてくれる新聞紙とインクの心地よい香りがなくなるのはやむを得ないものとしても、紙面構成が見えないのが寂しすぎる。記事取扱い上の意図、いわゆる編集長の顔を確認したいし、紙面付随の広告にも目を通したい。電子版でも、紙面（写真画像）閲覧ができるが、通常のパソコン画面では全体的に小さすぎて、やはりワイド画面が必要になる。
ということで、新パソコンの導入で、新聞閲覧も作業も楽になったし、楽しくなった。