右も左も保守もリベラルも、ここだけは一緒

 日本の国益になるなら、右も左も保守もリベラルも、どうでもいい。そう思いませんか?結局 右か左で商売をして利益を得ているから、国益よりも左右の符号(例えば、靖国参拝も符号)でやっているだけ。そういう政治家やメディアや業者が多い。

 結局、符号しか認識できないのが知的レベルの低い層で、彼らは食い物にされている。一生幸せになれず、傷の舐め合いで一時の安らぎをえる。それ以上のことはできない。私のフェイスブック友人には、たくさんのいわゆる保守系がいる。率直に言おう。その8割以上が偽保守・似非保守だ。なぜなら、保守とは何か、国益とは何かすら分かっていないからだ。靖国参拝、反中反露、反独裁といった符号さえ担げば保守だと思っていたら、単なる頓馬だ。

 プロフィール写真に日の丸を付ければ保守になれる。靖国参拝すれば保守になれる。反中言論をばら撒けば保守になれる。保守になる関門は、ない。「符号」だけでいい。誰でもその気さえあれば簡単に保守になれる。なってどうするのか?「符号」を識別して同調集団を組み、さらに符号を強調する同調発言を交わして承認欲を満たす。

 集団のあるところに商売が生まれる。保守ビジネスは、政治やメディアが絡み、連鎖的に財界や産業が動き出し、金儲けに励む。ここまでいうと気がつくだろう。左派リベラルも同じではないか。「LGBT」「人権」「脱炭素」、これもまた「符号」だらけ。またビジネスにつなげてお金儲け。

 人権ビジネスだけでも規模が大きい。最近、流行りのサプライチェーン人権監査、これはまた凄い利権、莫大な利益だ。ビジネスは、収奪と搾取。従業員からも客からも二重搾取する。中に左右両方からお金を巻き上げる二股搾取の強者も多い。二重搾取、二股搾取、そのお金は資本家や政治家に流れ、ますます特権階級が豊かになり、労働者大衆が貧困に陥る。政治家もまた左右二刀流が多い。自民党はその好例だ。

 そもそも左も右も、リベラルも保守も、それ自体が「符号」。商標登録していないロゴにすぎない。人類は猿から来ている。本性は変わっていないーー縄張りと食い物の奪い合い。人類が進化したのは、「符号」を発明したことだ。

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