強い日本を育てる前に、弱い日本を切り捨てる

 本日付、お客様にお知らせしはじめたが、当社エリス・コンサルティングは、今後中国市場をメイン・ターゲットとしないことで、ご理解を求めることでご案内した。

 2014年からは、中国国内では、10社以内、私の選考で中国市場で生き残る可能性のある日系企業のみを相手にコンサルサービスを提供していく。ほかは一切に仕事を断る。その10社の会社は少なくとも今後半数ほど、中国市場に生き残れることを前提とする。中の数社は大成功するケースを期待する。

 経営者失格で、日本企業として恥をかくような敗退ケースは、残念ながら相手にできない。当社はとっても小さな零細企業だ。零細企業として生き残る唯一の手立てとしては、数少ないが、サクセスストーリーに絞り込むしか道が残らない。

 だから、救いようのない日系企業は放り出す。冷酷だが、それしかない。上海事務所も最小限にダウンサイジングしながら、脱中国を図ってまいる。

 日本に頑張ってほしい。強い日本を育てる前に、弱い日本を切り捨てる。ごめんなさい。