ホテル客室のシーツ不交換、環境保全プラスアルファの一石二鳥

 出張中のホテル住まい。環境保全目的のシーツ不交換、最近主流になりつつあるが、ホテルによってカードをベッドの上に置く置かない、異なる意思表示になるので、注意深く毎回チェックしないといけないのが結構面倒くさい。国際基準で統一できないのかな。

 一点だけ気になることがある。シーツを交換しないというのは確かに環境保全につながる。同時にこの大義名分で実はホテル側が余分のシーツの洗濯コスト削減や客室係のベッドメーキングの時間短縮(生産性向上)の受益者にもなっている。その分、協力者のゲストに少し還元してもいいのではないかと。協力インセンティブをもってより多くの滞在客の協力を得られるだろう。

 何もキャッシュバックする必要がない。たとえば、シーツ交換しないことで館内施設(レストランやスパなど)の利用現金券を差し上げるとか。それでホテル館内消費促進という商売上のメリットも得られるだろう。一石二鳥ではないか。