ローカル料理を食べるのが旅の楽しみの一つ。だが、ブルネイ料理なんて聞いたことない。基本的にマレー系に属し、これといった地場料理はないようだ。とりあえず、海鮮が有名らしく、ホテルのコンシェルジュに勧められるままにリムジン(タクシーがない)を飛ばして10分ほどのジュルドン地区にあるローカル海鮮レストランへ。
ネプチューン・レストラン(Neptune)。名前は海の神とくれば、豪華燦爛の海上王宮をイメージしていたが、まったく違った。寂れた港の一角にある寂れた食堂であった。
ただ、素材も味も申し分ない。水槽から好きなものを選んで調理してもらうシステムである。商売気が全然ない。高価な食材を薦めたりすることもない。まずは新鮮そうな生牡蠣があったので刺身にしてもらう。
次は赤貝も悪くなさそうで、ピリ辛のチリ炒め。
最後にハタの蒸し。
魚は最高。プリプリ弾ける食感はもういうことなし。汁をたっぷりご飯にかけて頬張る。
冷たいビールがほしいよ、と、叫びたくなる。でも、ない・・・。禁酒の国、ブルネイ!あと車海老1品と野菜炒め1品、〆て77ブルネイドル(7000円)、マレーシアに比べると、高い!