ブルネイ(4)~寂れた港の一角にある寂れた海鮮食堂

<前回>

 ローカル料理を食べるのが旅の楽しみの一つ。だが、ブルネイ料理なんて聞いたことない。基本的にマレー系に属し、これといった地場料理はないようだ。とりあえず、海鮮が有名らしく、ホテルのコンシェルジュに勧められるままにリムジン(タクシーがない)を飛ばして10分ほどのジュルドン地区にあるローカル海鮮レストランへ。

150501-1908-Brunei-Neptune Restaurant

 ネプチューン・レストラン(Neptune)。名前は海の神とくれば、豪華燦爛の海上王宮をイメージしていたが、まったく違った。寂れた港の一角にある寂れた食堂であった。

150501-1902-Brunei-Neptune Restaurant

 ただ、素材も味も申し分ない。水槽から好きなものを選んで調理してもらうシステムである。商売気が全然ない。高価な食材を薦めたりすることもない。まずは新鮮そうな生牡蠣があったので刺身にしてもらう。

150501-1927-Brunei-Neptune Restaurant

 次は赤貝も悪くなさそうで、ピリ辛のチリ炒め。

150501-1936-Brunei-Neptune Restaurant

 最後にハタの蒸し。

150501-1941-Brunei-Neptune Restaurant

 魚は最高。プリプリ弾ける食感はもういうことなし。汁をたっぷりご飯にかけて頬張る。

150501-1946-Brunei-Neptune Restaurant

 冷たいビールがほしいよ、と、叫びたくなる。でも、ない・・・。禁酒の国、ブルネイ!あと車海老1品と野菜炒め1品、〆て77ブルネイドル(7000円)、マレーシアに比べると、高い!

<次回>