ベトナムへは日系企業が大挙して押し寄せている。ただ、この「Next China」は、決してパラダイスではない。むしろ同じ儒教、そして共産主義国として恐ろしいほどの類似性を有し、日系企業を困らせている。
「今日のベトナムは、昨日の中国」から、「今日の中国は、明日のベトナム」との結論を導き出しても異論を差し挟む余地がない。何よりもすでにその様相を呈しつつあるのではないだろうか。さて、在越日系企業が経営、殊に人事労務で苦労している課題の数々、その本質とは何か、根源を突き止めて徹底的に解決する方策とは何か。人事労務管理現場の事例も交えてセミナーを開催する。
「ベトナム人材育成・人事労務諸問題と解決セミナー」ハイフォン 2015-06-16、ホーチミン 2015-06-18
【予定主要内容】
● 在越日系企業の経営・人事労務現場の諸問題とは?
● 共産主義と儒教の結合で生まれた悪魔、ベトナムと中国の恐ろしき共通性
● ベトナム人は本当に勤勉か?なぜ管理で苦労しているか?
責任逃れ、ミスを認めない。課題抽出力不在。
建設的な提案や問題解決ができない。
指示待ちで能動性がない。暗記型で柔軟性がない。
後輩や部下の育成ができない。
経営者目線がない。マネジメントができない。
忠誠心がなく、教育してもすぐ辞めて残ってくれない・・・。
● 企業の人事労務制度はなぜうまく機能できないか?
● なぜ問題が解決できないのか?対症療法と原因療法
● 日本モードとベトナムモード、「性善説」と「性悪説」の関係と正しい運用
● 諸問題の本質と抜本的解決の方向性