【時事解読】「臣服」と「心服」、中国の周辺諸国取り込み戦略に学ぶもの
S. Tachibana
中国が国家のメンツをかけ、鳴り物入りのグローバル案件「一帯一路」は、重大な困難に直面しているようだ。 パキスタン、ネパール、ミャンマーの3か国はこのほど、中国が計画していた大規模水力発電所3か所の…
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【時事解読】低端人口、上から目線で見た階級化社会の必要悪
S. Tachibana
「低端人口」 「ローエンド・ピープル」とは、商品やマーケティングの用語でなく、低学歴層や貧困層などいわゆる社会の下層階級や弱者層を指した表現である。 最近、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)やBB…
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ローマ帝国の属州統治術に学ぶ、海外人事管理の極意
S. Tachibana
海外進出した日系企業は、資本力で現地人を従業員にし組織のなかに納めながらも、異文化を抱えるこの人たちの管理に大変苦労している。そこで、歴史上のグレートパワーがいかに勢力拡張の結果である属国での統治に…
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世界変えるよりも人間変えよう、未来を描く自由
S. Tachibana
昨日付けのブログ記事「庶民脱出、日本社会のサバイバルは自己救済のみ」に関連して、読者コメントの一部を以下転載する。 「立花先生がおっしゃる庶民からの脱出とは、結局のところ、『この数パーセントに入り…
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【時事解読】越中和解ムードの裏、ベトナム人の嫌中感情は変わらぬ
S. Tachibana
ベトナムと中国の関係改善か?あり得ないと、私は思う。 訪越中の中国の習近平国家主席は11月13日、ベトナムの最高指導者、グエン・フー・チョン共産党書記長と連日会談し、南シナ海問題の適切な処理で合意…
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【時事解読】ガラス天井と鉄の天井、天井をつくり出した人々
S. Tachibana
衆院選ネタは、先週「時事解読」の3回シリーズで締めくくったつもりだが、まだ熱が冷めず少し残りがあるので、書かせてもらおう。 パリ出張中の希望の党代表の小池百合子都知事は10月23日、キャロライン・…
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【時事解読】選挙と経営(3)~政治家と経営者の異同は民の選別にあり
S. Tachibana
<前回> 政治家は選挙民に政策を選ばせる。経営者は従業員を方針に従わせる――。 恐らく、これが政治と経営の根本的な相違所在ではないか。そして、政治家は選挙民によって選ばれるのに対して、経営者は株主…
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【時事解読】選挙と経営(2)~福翁愚民論の立花今訳、苛政ならぬ愚政の根源
S. Tachibana
<前回> 今回の衆院選をみると、ろくな政策も打ち出せずに当選してしまった政治家も一部含まれている。こんな輩、よくも当選したなと、憤慨するのも、その矛先はやはり一票を入れる選挙民に向けざるを得ないだろ…
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自助主義論者の「愚民論」、外的支配と内的支配
S. Tachibana
私は徹頭徹尾「自己責任」の立場を貫く、自助主義の冷酷者である。 人に援助を与えることこそ、「上からの目線」だ。援助の付与は当人の自助力を弱め、その人をダメにしてしまう、と私は考えている。私の考えを…
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