企業文化は有用か、中国人従業員の価値観知らずに経営できぬ
S. Tachibana
企業文化という言葉が生まれたのは1980年代初頭のことだ。米国の学者ジョン・コッターは、「企業文化とは企業の各部門、少なくとも企業の上級管理職が共有する企業の価値観であり、経営行動である」と述べてい…
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中国の「変化」と「不変」、振り子現象からの脱出
S. Tachibana
ちょうど20年前、1994年8月、私がロイター通信社の駐在員として、上海へ赴任した。そのときの中国の政治や経済、投資の環境はいまより数倍良かった。ハングリー精神いっぱいで一生懸命働いている中国人スタ…
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ODAよりも戦争賠償すべき、課長手当よりも残業代支払え
S. Tachibana
戦争賠償問題で、日中間で新たな戦いが始まった。いや、商船三井の40億円賠償事案で、日本はもう早くも先行失点、ほぼ敗退確定。 1972 年の日中共同声明で、中国は戦争賠償を放棄した。日本はその代りに…
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性善説の徹底的敗北、「和解」「法外解決」は法治排除の特徴
S. Tachibana
最悪な結果――。商船三井は中国側に40億円の賠償を支払い、和解した。これでどんどん訴訟がやってくる。しかも、日本側が72年の日中共同声明と関係なく、任意に支払った賠償金ということで、中国は大義名分を…
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日中友好の呪縛から脱出、したたか強き経営の神髄
S. Tachibana
<前回> 日中関係の改善の見通しはと最近よく聞かれる。私の答えは明快だ――。当面ない! さらに日本国憲法改正、国防軍整備……。二国関係の悪化要素があっても改善要素は皆無に近い。 中国には諺がある…
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「対等」よりも「上下」と「臣服」、「中強日弱」にしか日中友好が生まれない
S. Tachibana
「日本新華僑報」総編集長・蒋豊氏はそのブログに、2014年2月25日付けで論説を掲載した――。「日本は何時になったら中国に臣服するか?」(中国語原文「日本什麼時候才能够対中国服貼?」、2014年2月…
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テイン・セインとスーチーの戦いで考える企業経営の政治学
S. Tachibana
企業経営・人事管理は、政治である。リーダーには、政治的手腕を求められる。これが万国共通。ミャンマーのリーダーたちの戦いに何を学べるか。 悪名高きミャンマーの独裁軍事政権を背負ってきたテイン・セイン…
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年頭のご挨拶~≪特別レポート≫日中対立・氷河期時代の中国経営、安倍首相の靖国参拝に立脚して
S. Tachibana
2014年、新年明けましておめでとうございます。 クアラルンプールから、エリス・コンサルティングのお客様、関係者の皆様に、新年のご挨拶を申し上げます。この年末年始は皆様いかが過ごされたでしょうか。…
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終戦記念日に思う国家と企業憲法、汝平和を欲さば戦いの備えをせよ
S. Tachibana
昭和23年12月22日夜、死刑執行数時間前に、東条英機が朗読した遺言の一節である。 「戦争を根絶するには、欲心を取り払わねばならぬと思う。現に世界各国はいずれも自国の存立や、自衛権の確保を説いてい…
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