「生き方改革」、危機感に駆られての「ラストチャンス」コール
S. Tachibana
2月10日名古屋で開催されるトヨタ・グループ役員幹部向けの講演会で、私は「終身雇用制度崩壊のシナリオとソフトランディングの方向性」と題した講演を、2時間にわたり行う。 その場で何を語るべきか。正直…
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2回目固定期間労働契約の取り扱い(4)~3回目は必ず無固定期間労働契約を締結しなければならないのか?
S. Tachibana
<前回> 2回目の労働契約の期間満了時点で、雇用単位に終了権はあるのか。「固定期間労働契約を2回続けて締結し」という文言の解釈については、現在、「南派」と「北派」の二つの見解に分かれている。 【事例…
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忠ならんと欲すれば孝ならず、孝ならんと欲すれば忠ならず
S. Tachibana
中国人やベトナム人従業員の入社面接風景。 「君、入社したら、残業をやる意思はありますか、それとも定時に家へ帰りますか」 「残業やります。仕事が第一です」 それは90%以上嘘だ。 中国やベトナ…
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2回目固定期間労働契約の取り扱い(3)~【判例】2回目労働契約終了で会社勝訴、賃金条件の不合意なら無固定期間契約なし
S. Tachibana
<前回> 【判例】 深圳C社の事例である。労働者Dさんの2回目の固定期間労働契約の満期を迎え、C社はDさんとの3回目の契約に無固定期間労働契約を締結することに同意している。労働契約の満期に伴い、職位…
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現地従業員の忠誠心不在、確証バイアスと善悪論
S. Tachibana
「確証バイアス」。何だか難しい言葉だが……。 中国やベトナムなどの経営現場で、日本本社から駐在を命ぜられ、初めて経営という仕事を引き受ける方が多いなか、とにかく経営現場でもっとも重要な心得を1つと…
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2回目固定期間労働契約の取り扱い(2)~【判例】「2回説」否認判決で会社敗訴、無固定期間労働契約の強制締結
S. Tachibana
<前回> 【判例】 深圳A社が2006年8月に労働者羅さんを採用し、2008年1月1日に1年期の固定期間労働契約(第1回目労働契約)を締結した。2009年1月1日、A社と羅さんは労働契約を更新し、第…
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「政米経中」から「脱中入米」へ、台湾の明確な姿勢転換
S. Tachibana
台湾総統選。蔡英文氏が817万票という台湾選挙史上最多得票で圧勝し、再選を果たした。当選後のわずか数日に強硬な対中姿勢がさらにエスカレートした。 1月14日、蔡総統は再選後初となるBBCのインタビ…
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