【判例】複数共謀による会社物品窃盗、責任をどう追及するか?
S. Tachibana
2015年1月10日、(中国)コニカミノルタ商用科技(無錫)有限公司(以下「コニカミノルタ」)は計36万9000元相当の在庫物品が窃取されたと通報した。 捜査の結果、公安当局は同日午後に同社で勤務…
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【判例】3回目固定期間労働契約の有効性・授乳期間解雇の合法性・無断欠勤判断基準・裁判解釈の多義性
S. Tachibana
Hさんは2005年3月、上海の人材派遣会社D社からソニー(中国)有限公司上海分公司(以下「ソニー」)に派遣され、勤務していた。2008年以降、Hさんは固定期間の「労働契約」および「派遣協議」を3回締…
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【判例】規則違反の従業員に「謹慎処分」、実効性はあるのか?
S. Tachibana
【判例】 (中国)D社は累積3回の警告と重大な規則違反を理由に従業員Wさんとの労働関係を解除した。ところが、Wさんは3回目の警告で会社が挙げた事由(例えば、勤務時間中に携帯電話で遊んでいたこと、会議…
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【Q&A】態度の悪い社員を解雇したいのだが・・・
S. Tachibana
【質問】 (ベトナム・中国)態度の悪い社員を解雇したいのですが…… 【回答】 ポイントをいくつか申し上げます。 まず、「態度が悪い」とは、どういった状態(発端が重要)において、誰に対して、どのよ…
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ベトナム業務規程と労働契約上の職務遂行評価基準の設定
S. Tachibana
ベトナム「労働法」38条1項a号所定の企業による一方的解雇要件である、「頻繁に労働契約に定めた業務を遂行しない」の解釈と運用基準について、規程類で明確化しなければならない。これについて、「ベトナム労…
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【判例】私用で出張旅程を変更、無断欠勤と虚偽説明で解雇できるか?
S. Tachibana
Fさんは、2005年3月にソニー(中国)有限公司上海分公司(以下「ソニー」)に入社し、製品プロモーション担当のシニアマネージャーなどを務めていた。Fさんは2014年5月14日から16日まで深圳、20…
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【Q&A】職場で大声で話す行為を警告処分の対象としたい
S. Tachibana
【質問】(中国・ベトナム) 当社では、「表彰処罰規定」に以下の条項を追加したい。問題はないか。手続では、1つの条項を追加するだけでも、民主的プロセスを経る必要はあるのか? 第X条 会社警告 第(…
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【事例】在中国日本人駐在員の引き揚げに伴う社内不正の発生
S. Tachibana
【事例】 在中日系企業N社は、以下の目的・趣旨により、2014年当時12名もいた日本人駐在員を減員(毎年数名帰国)し、2019年現在の3名体制にした。 ① 近年中国事業が収益低迷のため、日本人駐在…
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【事例】不適任による配転、出勤拒否者に懲戒解雇処分可能か?
S. Tachibana
【事例】 (中国)F社は2014年9月9日、無固定期間契約の従業員Yさんが技能考課に不合格となり、業務不適任であるため、生産ラインCに配置転換する辞令を掲示した。基本賃金は据え置きとされた。 とこ…
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