人事労務と経営(4)~雇用制設計の前にやらなければならないこと
S. Tachibana
<前回> 雇用制とは、職業上の仕事について、雇用者と被雇用者(またはその代理人)との間で一定の合意の下で労働力の需要と供給をめぐって結ばれた制度(成文化されていると否とを問わない)のことを言う(『日…
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人事労務と経営(3)~終身雇用制度は歴史の瞬間的出来事である
S. Tachibana
<前回> 雇用制度の基本的な捉え方として、どう考えるべきか。日本であっても、すでに終身雇用制度が終焉を迎えようとしている。終身雇用制度とは長い歴史のなかの瞬間的な出来事として、経済学と社会科学のベク…
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人事労務と経営(2)~「明日は必ず今日よりよくなる」、嘘に騙された日本人
S. Tachibana
<前回> 経済学と社会科学という2つの視座について、歴史的視野で考察すると、典型的な事例は日本の終身雇用制度である。 終戦後の日本はやがて高度経済成長の道を辿る。市場・需要の拡大から生産の拡大につ…
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【事例】ルーチン化業務とマンネリ症
S. Tachibana
某社(中国)のこと。毎週の週報。結構な時間をレポート作成に費やしている従業員が多い。 「あれ、火曜日何やったっけ?」。まじめな人は、一生懸命に思い出そうと踏ん張る。ずいぶん時間の無駄になる。頭の回…
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10大問題、業務再開も機能できぬ在中製造業の苦境
S. Tachibana
新型コロナウイルス危機。今、在中製造系企業が抱えている主な10大問題: 問題1.ワーカーや従業員が封鎖された都市部への入城制限を受け、入城できない。 問題2.入城できても、自宅隔離期間(14日)…
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学会の郵便往復はがき、前近代的通信手段の合理性とは?
S. Tachibana
はがき、しかも郵便往復はがき。メールよりもSMSの全盛期に突入した今日、学術の先端を走っているはずの日本の学会は旧態依然として前近代的な通信手段を用いている。 コストや生産性の研究をミッションとす…
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新型コロナ危機、外資の中国撤退を後押しする
S. Tachibana
米国のロス商務長官は1月30日、インタビューで、新型コロナウイルスの感染拡大に関連して「北米に雇用が戻る動きを加速させると思う」と語った。氏は「米国人は新型肺炎の犠牲者に心を向けなければならない」と…
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新型コロナウイルス拡大、中国経済への打撃は甚大
S. Tachibana
中国旅行大手の携程(Ctrip)の株価は、1月17日からの10日間で20%近く急落した。 新型コロナウイルス。日本のメディアがインバウンドへの打撃をいっているが、中国本土の旅行業はそれこそ桁違いの…
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マレーシア航空資本参加へ、JALクアラルンプール空港ハブ化計画
S. Tachibana
以前私が予測していた通り、日本航空によるマレーシア航空の吸収合併は、いよいよ現実味を帯びてきた。JALはマレーシア航空株の25%を取得、資本参加し(完全な吸収合併まで至らないが)、クアラルンプール国…
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