戦争と共産主義どっち嫌い?「体験型二極論」日本人の傾向

 戦争と共産主義、どっちに「No」かと日本人に問いかけると、恐らく大多数が「戦争」と答えるだろう。

 日本人の大多数が基本的に「体験型二極論」の特性を持っている。論理的に説明しても納得しない。実際の体験をもって悟る。で、いざ悟ったら、今度対極にぶれ、極端の拒絶アレルギーに陥る。

 国を挙げて戦争をして、戦争に負けて、原爆を食らったところで、戦争が一気に絶対悪になってしまう。二度と戦争はごめんだと。まあ、共産党の独裁統治でも一回体験したら、恐らく、日本は今度世界一の反共国家になるだろう。

 戦争と共産主義。戦争は地球上から消えることがないのに、なぜ、共産主義だけが地球上から消えようとしているのか。それを考えれば分かるだろう。分からない?体験?勘弁してね。