上海もミシュランの街、基準分からぬ下衆感想

 上海もいよいよミシュランの街になった。しかし、ミシュランの選択基準、本当に理解できない。今回の発表には、上海現地グルメの間でも不満の声が噴出しているようだ。

 「唐閣(T’ang Court)」上海店は今回唯一の3つ星、しかも中華。この店の元祖というか、香港店には一度、食べに行ったことがある。確かに、悪くはない。良い店だ。とはいえ、中華の場合、香港でもリピーターとして行くなら、ほかに候補店が山ほどある。何もこの店だけということはない。

 上海店は行ったことがない、いくつもりもない。ちょっといいものを注文して少し酒飲めば、1人1500元以上は軽くいくだろう。もったいない、もったいない。ミシュランを取ったら、今度ランチの格安点心食べ放題セットもなくなったようで、尚更行く意味がない。

 新天地のこの店にいくなら、近くの豫園南翔の小籠包のほうが良い。鎮江黒酢をたっぷりつけてね・・・。下衆でごめんなさい。