パースの夏(3)~北上の旅、砂丘ドライブやピナクルズ

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 1月29日(日)。早朝から観光バスでパースを出発。近郊のカバシャム・ワイルドライフパークへ。コアラやウォンバットとの記念撮影やカンガルーへの餌付け。

 バスは一路北上し、昼にランセリン砂丘に到着。見渡す限りの真っ白な砂丘を、4WDでアクティブに走行。先日オマーンで本格派砂漠ドライブを体験しただけに、こちらのは少々迫力不足の感が否めない。

 昼食はだいぶ遅れてロブスターシャックで取る。まずはロブスター工場の見学。これは面白い。ロブスター漁はオーストラリア漁業の中核的な存在である。日本や中国、香港、台湾、ドバイに大量輸出しているという。ちなみに、AやBグレードの小さいロブスターは日本へ、FやGといった大型ロブスターは中国やドバイ向けに輸出されているそうだ。

 ランチは、熱々ロブスター料理。さすがに現地で陸揚げされたばかりのロブスターはうまい。

 16時頃にピナクルズに到着。砂上に砕け落ちた石灰層が、長い歳月風雨による浸食を受けて現在の姿になったといわれている。侵食を受け続けていくと、いずれは見られなくなってしまう貴重な風景。別世界に迷い込んだような感覚である。

 19時30分、パース市内に帰着。

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