整理整頓マイスター制度の中国市場打開、雑想色々

 上海出張中に、古い友人である池田恵美さんと会食。

 彼女は、日本発の整理整頓マイスター制度(講習会と証書発行)を中国に広げた人物である。数年の時間で上海以外にも複数の地方都市に着々と基盤を築いてきた。いまは連日出張講義という多忙なスケジュールをこなし、各地を飛び回っている、まさに大成功したプロフェッショナルだ。

 いわゆる日本式の教育研修で中国市場を打開する。普通に考えれば難関中の難関だろうが、なぜうまく行ったのか。彼女との会話のなかからいろんなヒントを得た・・・。

 整理整頓などは勉強に値するのか。当初は受講料の値引き交渉もあったが、いまは制度化された以上、まったくそうしたことがなくなった。数千元の受講料をポンと出す中国人の受講生たちと対照的に、わが社の一部の日本企業顧客だが、昔はなかったセミナー受講料の値引き交渉も最近一部見られるようになった。わずか数百元のためにだ。

 まったく逆方向の展開ではないか。時代が変わったなと実感する。

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