10月10日(水)~11日(木)、ハノイでベトナム人マネージャー育成研修第5回を開催。内容は、人事労務管理の基本と従業員の自律性育成。
ベトナム人マネージャー、つまり管理職は日系企業の労使関係のなかで、「労」なのか、「使」なのか、これが不明確なままになっている場合が多い。
労働者の立場から抜けられず、昇給の提案や要求に熱心なマネージャーはまるで労働組合の委員長のようだ、こういうケースもたまにある。かといって、使用者の立場とは何か。単に労働者の賃金コストを抑えるだけというわけでもなく、生産性を引き上げ、労働者への分配も相応に増やし、労使双方が「Happy」になるように仕組みを作らなければならない。
という内容で少々ハードなプログラムだが、充実な2日だった。