立花聡の新諺釈義、老いたる馬は道を忘れず

 老いたる馬は道を忘れず (おいたるうまはみちをわすれず)
 
 年老いた馬は、長年通い慣れた道を忘れない。経験豊かな人は、物事のやり方をよく心得ている。しかし、中国ビジネスとなると、この限りではない。

 いざ、現地へ行ってみると、しばしば、長年通い慣れた道がなかったり、行止まりだったり、崖っぷちに通じていたり、迷路になったり、猛獣や猟人の待ち伏せに会ったりして、最悪な境地に陥る。

 中国ビジネスは、異郷にいるだけに、常識を捨て、新たな道を切り開くつもりで臨むべし。

 通い慣れた道を忘れることは、なかなか難しい。そのときは、むしろ、「老いたる馬は道を忘れず」よりも、「老いて呆けた馬は道を思い出せぬ」、あるいは、「幼い馬は道を知らず」の方が良い。

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