河崎眞澄氏『李登輝秘録』、企業組織運営に生かせる貴重な1冊

 昨日、産経新聞社から送られてきた1冊が届いた。河崎眞澄氏の『李登輝秘録』(産経新聞出版)(8月18日午前現在、Amazonアジア部門ベストセラー1位)

 早速、『立花レビュー』で顧客企業へ紹介させてもらった。単行本刊行に先立って、すでに新聞連載を読み、河崎氏とも何度かのQ&Aを繰り返していた。私の立場から経営書としても是非活用したい。そんな貴重な1冊である。

 李登輝元総統は台湾に民主化をもたらした偉大な政治家でありながら、偉大な経営者でもある。国民党という組織の中にいながら、国民党を切り崩し、より高次な国家の進化への昇華を実現した。独裁政党だった国民党を急進的な民主化運動によって滅びる運命から救ったとも考えられる。

 企業組織に通底する本質に気付いてほしい。組織の変革とは何か。痛みを伴う変革は実は組織の存続に価値が置かれ、そのためのアプローチだったこと、パラドックスの仕組みと文脈を生々しく示唆してくれた貴重な1冊である。経営学・組織学の目線から捉え、これからの『立花経営塾』における学習題材(ケーススターディ)として使わせてもらいたい。

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