「壁を解体せよ」、クラック米国務次官ベルリン訪問中のメッセージ

 9月28日、クラック米国務次官がベルリン訪問中、ブランデンブルク門の前で以下のように語った――。

 「ここがベルリンです。三十数年前、ロナルド・レーガン大統領がここに立ち、こう言いました。『ゴルバチョフさんよ、このベルリンの壁を解体せよ』。その後、ベルリンの壁が崩壊しました。しかし、新たなデジタルの壁ができました。中国のグレート・ファイアウォール。この情報遮断の壁は、中国人民を自由世界から分断しました。ベルリンの壁がドイツ国民を分断したように。30年前、ベルリンの壁が崩壊しました。だから、ここで、レーガン氏の言葉を借りたい。習(近平)さんよ。中国のグレート・ファイアウォールを解体せよ!」

 習近平氏はゴルバチョフ氏と同じ行動を取るとは思えないが、壁は崩壊するかもしれない。アメリカが取り壊しにやってくると……。

タグ: