懐かしアルバム(1)~北海道との出会い

46795_1日本最北の地はここ宗谷岬ではなく、択捉島のカモイワッカ岬である!(2003年9月)

 毎年一度は北海道に出かける。こうした私と北海道の出会いは、2003年に遡る。

46795_2知床半島(2003年)
46795b_2網走(2003年)

 温泉、美食、大自然三拍子揃って、北海道に匹敵する地は日本の中に少ない。そして、私たち海外在住の人間にとって、「Visit Japan Fare」や「Yokoso/Welcome to Japan Fare」など海外向けの格安国内線料金を活用すれば、日本国内を安く旅することができるのである。国内線すべての区間、均一料金の1万円強であるがゆえに、一番遠いところまで行ってしまおうという根性だった。

46795_3北海道企業向けの中国ビジネスセミナーで講演(2004年 札幌)

 2003年から、ほぼ毎年1回の北海道訪問が徐々に増えたのは、道内からの講演依頼が主な原因だった。多いとき年3回北海道に飛び、講演していた。講演のテーマは、「北海道企業にとっての中国ビジネスの商機」が主だった。

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46795b_4北の大地(2005年夏)

 いまほどの北海道ブームではなかった当時、私は北海道企業に中国市場の魅力を訴えた。京都を中国人に紹介しても、いま一つ理解されなかったり、お寺なら中国のほうが立派だと無関心だったりすることが多い。しかし、北海道となると、ほぼすべての中国人は感動する。美しい風景や美味しい食べ物、こればかりは世界共通だ。理屈抜きに楽しめるのである。

 以来、自分の出張や家族旅行でたびたび北海道を訪れていた。

<次回>