<雑論>中国の最恵国待遇剥奪 / ロシアは性転換禁止 / 億万長者ビジネス

● 中国の最恵国待遇剥奪

 2024年の米大統領選挙に立候補したフロリダ州のデサンティス知事は7月9日、選挙で勝利すれば、恒久的な最恵国待遇に相当する「恒久的正常貿易関係(PNTR)」の待遇を中国から剥奪すると述べた。

 制裁の実効性がほとんどない。中国はWTOに除名されるわけではないし、不利益が少ない。それは逆に中国に米国債を大量売却するための口実を与えしまい、米国に不利益を招く。過激な中国制裁で票を集めたいというデサンティス氏の下心が見え見え。民主主義の一番馬鹿げたところは、そこ、国益よりも愚民から票を集めることだ。

● ロシアは性転換禁止

 ロシア下院は7月14日、国民の性転換を原則的に禁止する法案を可決した。法案は今後、上院での審議やプーチン大統領による署名を経て近く施行される見通し。法案を提出したボロジン下院議長はその狙いについて「欧米側が露国民に押し付けようとする(性的少数者の尊重という)疑似的な価値観から、家族に関するロシアの伝統的価値観を守るためだ」と説明している。

 まともなことをやっているのは、軒並み、米国が敵視するいわゆる「非民主主義国家」たちだ。神の意志、自然の摂理、伝統的価値観に反することをやってはいけないと、私はそう思っている。

● 億万長者ビジネス

 「ミリオネア・マインド・コーチ」という職業が増えている。マインドを変えれば、簡単に百万長者になれる、という成功の法則を教えるらしい。思うに、その前に、なぜ貧乏人になるのかという失敗の法則を学んだ方がはるかに重要だ。しかし、「プア・マインド・コーチ」たる職業は見当たらない。

 なぜかというと、客が集まらず、コーチ自身がまず貧乏になるからだ。百万長者コーチを受けることは、筋トレなどで基礎体力をつけずにオリンピックに出場しようとするようなものだ。ただし、百万長者コーチという職業で百万長者になる機会なら僅かにある。百万長者になりたい人はいくらでも湧いてくる、膨大な客層だからだ。

タグ: