台北松山空港とアジア・コア・ネットワーク

 11月15日(火)、Grandtag社12周年記念行事ツアー(台湾)は、温泉旅行のスケジュールとなっているが、私は翌日上海でセミナーを控えているため、切り上げて上海へ戻ることになった(残念)。

67951_2台北松山空港、国際線出発ロビー

 帰りの中華航空便は、台北松山発の上海虹橋行きである。

 台北市内~松山空港、虹橋空港~上海市内(虹橋)はそれぞれ、タクシー15分の道のり。フライトの時間は1時間30分、チェックインや待ち時間を入れて、台北~上海のドアツードアは4時間弱。朝ゆっくりして午前中台北のホテルを出れば、午後15時過ぎに、上海でアフタヌーンティーが楽しめてしまう。

67951_3台北松山空港、中華航空上海虹橋行き便チェックイン

 台湾と大陸の直行便が開通する前、香港やマカオ経由の便で丸1日かかる長い旅だった。政治的に分断された両岸も、結果的に経済性に勝てず、直行便の開通になった。素晴らしい。

67951_4台北松山空港、羽田行きJAL便と虹橋行き中華航空便

 そして、松山や虹橋などの市内空港がいま脚光を浴びている。台北松山空港は、上海虹橋以外に羽田とも直行便で結んでいるし、これからソウル金浦空港直行便も開通する。近い将来に、上海(虹橋)~台北(松山)~ソウル(金浦)~東京(羽田)の日中韓台4大市内空港が、アジア・コア・ネットワークを形成する。

 これを契機に、地域交流や経済の活発化につながることを願っている。