48年も死なずに生きてきたことに感謝、誕生日はめでたいか

 2012年10月20日、48歳の誕生日を迎える。

 「ケーキ買おうか」と妻がいうが、イベントも甘いものもそれほど好きでない私は辞退。マンションの管理事務所から送ってきたお祝いの花以外、祝賀ムードはゼロ。

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 それよりも、携帯に続々と入ってきた祝いのメッセージを見ると、銀行や業者が大半。生年月日を顧客データベースに入力すれば、システムが自動的に祝ってくれるのが嬉しいか悲しいか。
 
 誕生日って何がめでたいのか。1歳増えたことで良くなったこと、悪くなったこと・・・。良くなったことは何だったんだろうなぁと考え込むが、悪くなったことというと、死に向けて1歳(年)分のカウントダウンが進んだことだ。これだけは確実だ。

 死があってこその生で、1年間死なずに生きてきたことに対する感謝をこめて、祝うものだ。きっとこういうことだ。めでたい、めでたい。48年も死なずに生きてきたもんだ。自分が自分に、「おめでとう」と言いたくなる。

 そして、祝いの言葉を下さったみなさんに、感謝。49年目も頑張るぞ。

<続編>