ミャンマー進出宣言、第2の創業に賭ける

 当社エリス・コンサルティングは来年、ミャンマーへ進出する。――本日のセミナーで顧客企業に初の発表を行った。

 早速、セミナー参加者で業界トップのC社上海現法のY総経理は、休憩時間に耳打ちしてくれた。「まだニュースリリース前で、内密にしてほしいのですが、弊社も年明けのミャンマー進出が確定です。立花さんも面識のあるHさんにはヤンゴン赴任の内示がもう出ている。ミャンマーでもお世話になります」

91229_2ミャンマー入国ビザを取得

 当社の顧客企業の中でも、すでにミャンマー進出済み、あるいはこのように進出決定の企業は、確認できたものだけで十数社に上る。

 先週、香港のミャンマー総領事館でミャンマーの入国ビザを取得し、1月6日から1週間、ミャンマーへ出張する。

 先日ブログで書いた通り、「零細企業もチャイナ・プラス・ワン」。居住地も、来年末までにクアラルンプールに移し、基地とする。仕事場は、中国とミャンマー。先日、取得したマレーシア定住ビザ、「MM2H」(Malaysia My 2nd(Second) Home)は、いつの間にか、「Malaysia Myanmar 2(Two) Homes」になりそうだ。

 まだまだこれからという国、ミャンマー。まさにリスク一杯で、アジア最後のフロンティア。人生第2の創業、ミャンマーに賭ける。失敗したら、「立花聡が、ミャンマーで惨敗した」と大きな声で宣言する。失敗宣言の宣言は、私の逃げ道だ。あとは逃げ道をすべて断つ。12年前、ロイターという大きな看板を背中から下ろしたときの感覚が蘇る。

 1年で事業を立ち上げ、2年で黒字化。2年までに目標達成できなければ、撤退し、敗退宣言をする。きっちりと時限を設けて全力投球する。一方では、中国国内業務のウェイトを落とし、中国市場で成長が見込まれる優良案件だけに絞り、資源を集中する。

 社内でもすでにアナウンスし、「サバイバル力を身につけろ、英語を身につけろ」と、意識改革を呼び掛けている。さあ、出陣だ