阿吽の呼吸、ミャンマー人と日本人

 今日は1日6件のアポ。日本大使館、弁護士事務所、銀行、物流、旅行関係・・・。

92888_292888b_2在ミャンマー日本大使館も訪れて、ヒアリングを

 「ミャンマーは、住みやすい国だ」。ほとんどの在住日本人が口をそろえて言う。治安は間違いなくシンガポールと並んでアジア一、日本よりはるかによい。凶悪犯罪はもちろんのこと、スリもほとんどなく、レストランに置き忘れた財布もちゃんと戻ってくるという。

 仏教を強く信じる人々は、来世のためにせっせと日々積徳に励んでいる。現世がどんなに辛くてもただひたすら耐え、来世はきっと幸せになることを信じ、笑みを絶やさない。「タイは微笑みの国というが、ミャンマーはそれ以上だ」、こういうコメントも耳にする。

92888_392888b_3ヤンゴン、街の食堂でカレーの夕食

 「自分の給料が安いと思っても、何も言わないし、上げてくれと求めない。ただひたすら我慢する。どうしても我慢できなくなったら、そっと会社を辞めていく」

 「日本人に一番近い人種はミャンマー人ではないか。何といっても、あの阿吽の呼吸は日本人にそっくりだ」

92888_492888b_4ヤンゴンの街頭風景

 訪問先の日系企業でいきなり、人事労務の相談で質問されることもあったりして少し緊張気味だ・・・。明日一日は新事業の打ち合わせで、明後日からはまた企業ヒアリングだ。とにかく日系企業の現状とニーズを把握するのが今回視察の最重要課題である。