モヤシ文字のミャンマー法はどう読むか、不眠の夜が続く

 1月から、中国では、労働契約法改正法、労働契約法司法解釈(四)、ミャンマーでは待望の外国投資法実施細則、次々と大物新法が出ている。法の読み込みとセミナーの企画だけでも大変な作業になる。

 特に、ミャンマー法について、読めないので大変だ。今回の場合、ミャンマー語(ビルマ語)→英語、ミャンマー語→日本語を、二つそれぞれ専門訳者に依頼して訳してもらい、出来上がった英語版と日本語版を照合しながら手直しし、最終的に納得のいく独自版を作り上げていくという大変な作業になっている。コストも時間もかかる。それに比べると、中国法はいかに楽か・・・。でも、挑戦は刺激があって楽しい。睡眠時間がどんどん食われているが、精神的に全く疲労が感じない。

 時間がとにかくない。無節操な大量受注は品質低下につながるので、できない。中国での中~大型案件はすべて断り、年内の新規受注は全面的に打ち切る。

 4月1日、当社ミャンマー(ヤンゴン)事務所が稼働を開始する。4月に、ヤンゴン、バンコクと東京でミャンマー関連の法務・経営セミナーを予定している。