婚前同棲、ありのままの姿こそが価値

 昨日、ブログで書いた社内の管理問題、まあ、一種のスキャンダルでもあるが、それについて、今日、妻に問い詰められた。

 「あなた、そんなことをブログで書いたら、客が来なくなるんじゃないか。コンサル会社でこんな杜撰な状態では・・・」

 「こんな杜撰な状況だよ、それは事実だろう」と、私は反論する。よく、分かっている。言わなきゃ誰も知りはしない。でも、皆さんに知ってもらいたいことがある。人前で偉そうに喋っているいわゆる「センセイ」でも、自社はただの会社であって、人並みの会社であること。少なくとも当社はそうである。いいじゃないか。本当の醜態をさらけ出した方が私は経営者としてすっきりする。

 もちろん、改善はする。絶対にこのようなことが二度とないよう、すべての手を尽くす。自社を実験台にしてこそ、顧客の人事管理に役に立てるわけだ。コンサル会社なんて決して聖域ではない。俗世にあるただの会社なのだから、それを顧客企業に理解してもらうことが私の責務だと思っている。

 ああ、エリス・コンサルティングでもこういう会社なんだと思われて幻滅して二度と依頼してこなくなった会社がいてもいいと思う。結婚する前のカップルだが、同棲してああ、相手が屁もするんだなという感じで、凡人はしょせん凡人でいいじゃないかと。

 ということで、社内では改善活動中だ。