夏、常夏

 クアラルンプールの家に帰ってきた。

 出張で不在の一週間に、先日植えたシダの木からはどんどん新しい葉が生えてきたのではないか。

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 ヘイズも去り、いつもの青空が戻ってきた。絵のような南国風景は、何時見ても素晴らしい。

 南国といえば、熱帯。どうしても暑いイメージが付きまとう。一時、大の暑がりである私は果たして住めるのかと妻が心配していたくらいだが、いやいやまったく問題にならない。結局温度よりも湿度が元凶で、高湿度の東北アジアの夏には私は大の苦手だった。

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 クアラルンプールは常夏の街であるが、湿度が高くなく、不快指数が低いため、快適性が抜群だ。何といっても夕立ちが定期的に気温を下げ、空気をきれいにしてくれるので有難い存在である。シダの木もきっとスコールのお蔭ですくすくと育っていることであろう。

 お盆休みは従来通りの自宅勤務。遅めの夏休みで9月初旬にベルギーとトルコで休暇する。