【時事解読】トランプ時代(5)~正論のための謬論、公約分類の狡智
S. Tachibana
<前回> グローバリゼーションは避けられない時代の趨勢。それに逆らって保護主義に走っても勝ち目ないし、損するのが目に見えているだろう。――と、世界中の知識人や「良識人」がそろってトランプ氏に向かって…
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【時事解読】トランプ時代(4)~グローバリズムと保護主義の善悪対極論
S. Tachibana
<前回> トランプ氏が保護主義・孤立主義を打ち出して叩かれている。そこで質問――。グローバリズムは絶対的善なのか?! 私自身はグローバリズムの受益者かつ既得利益者の1人であることは否定しない。個益…
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【時事解読】トランプ時代(3)~希望的観測とコンティンジェンシープラン
S. Tachibana
<前回> 世界が驚いている。専門家たちが仰天する。まさかの、いや、またかの「未曾有」や「予想外」。 事前は誰が当選するか、事後はなぜ勝った負けたか。この手の議論や分析で賑わう。当座の実務上ではほと…
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【時事解読】トランプ時代(2)~阿呆の作法踏み外しと筋悪な邪論
S. Tachibana
<前回> 東洋学園大学教授・櫻田淳氏が2016年3月22日付産経新聞「正論」で、「踊る阿呆」と「見る阿呆」という喩えで「耐え難いトランプの無知と錯誤」「トランプ候補の言動は、『踊る阿呆』としての作法…
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【時事解読】トランプ時代(1)~半票の擬似有権者、賢者愚者よりも適者
S. Tachibana
季節柄、トランプ氏の予想外の当選。その話が自然に題材になるから、数回分けて書こう。 有名な国際政治学者某氏がひどく落胆している。彼の昨日午後のフェイスブック記事を追っていくと、ヒラリー氏に託された…
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性悪説的なタイ情勢分析、政治は権力闘争の帝王学
S. Tachibana
タイ情勢。私の、妄想に近い性悪説的な仮説は次の通りである。 軍政権は来年の選挙を遅らせ、政権の固定化・長期化をさせるためにも、新国王を味方につけたい。そこで、皇太子と王女という二択を天秤にかけなが…
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ベトナムの次はどこ?市場の移動型寿命サイクル
S. Tachibana
「立花さん、いつのまにかベトナムを持ち上げるようになりましたね」 最近、時々そう言われる。その通りだ。ベトナムを持ち上げている。ただ、時限付きだと何回も繰り返している。ベトナム市場の寿命はせいぜい…
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赤信号渡るな、「お前も渡っているぞ」という貴重な一喝
S. Tachibana
<前回> 読者コメントの続き。「演繹法で進出し、帰納法で撤退。まあ、皆やることです。立花先生もミャンマーに行くときは演繹法で進出して、帰納法で撤退したではないですか(笑)。始まる前に終わった感じでし…
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畏れられながら愛される、経営者の帝王学
S. Tachibana
法律も制度も、基本的に「性悪説」がベース。日本(日系)企業で従業員のご機嫌取りで「全員に喜んでもらいたい」というよう「性善説」的なふにゃふにゃ型トップもいるが、まあ、経営者とはいえないだろう。 経…
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