中国が敵か安倍が敵か、「仮想敵理論」と安保法制
S. Tachibana
「仮想敵」を作ることで対立側を含む他者を同一陣営に取り込むには有効な手段で、「仮想敵理論」は広範な普遍性を有している。 昨今の安保法制もそうである。賛成派は中国の軍事的台頭や侵略リスクを取り上げ、…
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日系企業における9月3日「抗日戦争勝利記念日」休日の取り扱いについて
S. Tachibana
国務院が5月13日付で、「中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年記念日振替休日についての通知」(国発明電[2015]1号)を公布した。 上記の国務院通達は、「70周年の記念日」として、…
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労働組合の様相、経済と政治の濃淡転換期
S. Tachibana
来週は上海で「労働組合制度」の専門セミナー。ここ1か月は追い込み的に「労働」関連の本を読破している。 この手の書物となると、いわゆる左派系のものが多い。私自身は決して左派ではない。立場的にも企業、…
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政治家と政治屋、失業当たり前日本一過酷な雇用環境
S. Tachibana
「党が割れるようなことは絶対にないと約束してもらいたい」――。維新の松野新代表が就任するやいきなり全員に呼びかける。 「会社が絶対にバラバラにならないように約束してくれ」。新任社長が全社員にこう訓…
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異端児とビッグバン、稀代の大物か風車に突っ込むドン・キホーテか
S. Tachibana
大阪都構想の否決。橋下氏の敗因を事後分析するメディア、個人・・・。ネットの世界では誰もが立派な評論家になる。ああすべきではない、こうすべきだ、投げ出すな、捲土重来だ・・・。 多様な観点の表明は大変…
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大阪の1日、民主主義が凶器化しても民主主義なり
S. Tachibana
大阪。都構想が僅差で否決された。僅差といえども、負けは負け。民主主義が凶器と化してもまた民主主義なり。 若い世代の将来を考える人もいれば、バスの高齢者無料パス廃止を嫌がる人もいる。閉塞感脱出を望む…
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政治の話の続き、企業政治の敗者とは
S. Tachibana
昨日に続いて、もう少し政治について語ろう。 読者からは、「自分が影響を持ちえない。民主主義は形ばかりで、一般市民の一票は無力だ」というコメントをいただいた。これはいわゆる「国家政治」の次元で、一般…
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政治に無関係・無関心、人間集団から逃げられない人間の宿命
S. Tachibana
「政治に関心がありません」。という日本人が多い。 まず、「政治」とは何か。広辞苑では「人間集団における秩序の形成と解体をめぐって、人が他者に対して、また他者と共に行う営み。権力・政策・支配・自治に…
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脱中国の製造業国内回帰、階級分化による変革期の到来か
S. Tachibana
パナソニック、シャープ、TDK、キヤノン、ホンダ、ダイキン工業……。新年早々、日本の製造業の「脱中国」「国内回帰」の一色だ。 キヤノンの御手洗冨士夫会長兼社長は1月8日にメディアの取材にこう答えた…
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