静態と動態の切り離し処理、「雇職分離」の機能原理とメカニズム
S. Tachibana
● 現行法の制限~静態要素 現行中国やベトナム法制度の下では、賃金調整や配置、異動・配転といった人事権行使はいずれも労働契約の変更とされており、労使双方の合意と書面承諾がなければ、企業が一方的に人事…
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ベトナム・中国、会社の規則制度と労働契約はどっちが優先か?
S. Tachibana
労務管理上では、会社の労働規則制度と労働契約という2大法律文書が存在する。では、どっちが優先するのだろうか。 つまり言い換えれば、同一事項について、労働規則制度の規定と労働契約の約定が異なる場合、…
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【Wedge】セイコーウオッチ上海殺人事件、日本人幹部も殺されそうになった原因とは?
S. Tachibana
セイコーウオッチ上海現地法人であった殺人事件の確定判決が出た――。殺人犯の方偉南(以下、「方」という)には、一審で下された死刑2年執行猶予の判決が確定された(中国では現在二審制が採用されている)。殺…
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労働契約は一般の民事商事契約とどう違うのか?ベトナムでセミナー
S. Tachibana
労働契約は一般の民事商事契約とどう違うのか? 労働契約は、雇用関係の確立・企業の労務管理における最重要な法律文書である。ベトナム労働法制度が労働契約の締結と運用に全面的に介入しているため、契約を自…
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労働契約上の条件は改善か維持か改悪か、誰が決めるの?
S. Tachibana
本法令条文は、広義的基準として、天津市以外の中国各地域における各企業にも参照されたい。 天津市「『労働契約法』の貫徹実施の若干問題に関する実施細則」(中文版)(2018年8月1日施行、2023年7…
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ベトナムにおける土曜日の勤務形態、正しい取り扱いとは?
S. Tachibana
ベトナムの労務管理現場では、超過勤務(残業)の法定上限時間数が非常に少ない代わりに、週6日勤務となっている。このため、労働生産性の観点からすると、土曜日の勤務形態の取り扱いが大変重要である。土曜日の…
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【Q&A】長期病欠者の労働契約の順延について
S. Tachibana
【質問】 入社5年目のCさんは「血液再生障害」 の病気を患ったため長期病欠となり、現在に至る。まもなく、労働契約の更新日を迎え、立て続けにその1か月後に医療期間の満了をも迎える。労働契約の順延の時期…
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ベトナム労働法改正(8)~定年年齢引上げによる企業内高齢化の諸問題
S. Tachibana
<前回> 【政策6】定年年齢の引き上げ (1) 現行労働法令・関連条文抜粋 「ベトナム労働法」第187条 定年退職の年齢 1.社会保険に関する法律の規定に基づき、社会保険加入期間の条件を満たした満…
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【Q&A】グループ企業間の人員の相互融通、留意点は?
S. Tachibana
【質問】 中国某地域において複数の生産拠点を構えています。受注が不安定で各生産拠点の稼働率も流動的でばらつきがあって、バランスが取れていません。各拠点ごとの固定費が大きく、経営が圧迫されています。現…
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