【判例】規則違反の従業員に「謹慎処分」、実効性はあるのか?
S. Tachibana
【判例】 (中国)D社は累積3回の警告と重大な規則違反を理由に従業員Wさんとの労働関係を解除した。ところが、Wさんは3回目の警告で会社が挙げた事由(例えば、勤務時間中に携帯電話で遊んでいたこと、会議…
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年中や年末賞与は賃金になるのか、賞与の取り扱いに関わるリスク
S. Tachibana
年中や年末賞与は賃金になるのか。この問題について、まずは明文による法的規定はない。ただし、運用上一定の原則があると認識するべきである。 ● 賞与=賃金? 中国の労働法令では、賃金に対し、「工資」(…
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ベトナム業務規程と労働契約上の職務遂行評価基準の設定
S. Tachibana
ベトナム「労働法」38条1項a号所定の企業による一方的解雇要件である、「頻繁に労働契約に定めた業務を遂行しない」の解釈と運用基準について、規程類で明確化しなければならない。これについて、「ベトナム労…
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【Q&A】職場で大声で話す行為を警告処分の対象としたい
S. Tachibana
【質問】(中国・ベトナム) 当社では、「表彰処罰規定」に以下の条項を追加したい。問題はないか。手続では、1つの条項を追加するだけでも、民主的プロセスを経る必要はあるのか? 第X条 会社警告 第(…
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ベトナム・中国、会社の規則制度と労働契約はどっちが優先か?
S. Tachibana
労務管理上では、会社の労働規則制度と労働契約という2大法律文書が存在する。では、どっちが優先するのだろうか。 つまり言い換えれば、同一事項について、労働規則制度の規定と労働契約の約定が異なる場合、…
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これだけ抑えておきたい、外部委託業務におけるリスク回避
S. Tachibana
会社業務の外部委託(アウトソーシング)は、固定費を抑えるための有効な手段として、生産性向上に寄与する。ただ、アウトソーシングの際に様々なリスクがつきまとう。リスク回避のため、これだけ抑えておきたいポ…
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旧正月(春節・テト)Uターンラッシュで切符買えずに欠勤、処罰できるのか?
S. Tachibana
旧正月(春節・テト)の連休で帰郷するのはいいが、なんと帰りの列車切符や航空券はUターンラッシュのために手配できなかった。結果的に休み明けに数日の欠勤となった。従業員はそれで「不可抗力」を理由に免責を…
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【事例】治療中の従業員が職場復帰を求めてきた場合、どう対応するか?(上海市)
S. Tachibana
【事例】 上海某公司男性従業員Aさんは2003年入社、2019年末60歳で定年退職予定。2018年後半から某疾病で治療開始。法定休暇を消化しきったところで、2018年10月に医療期間に入る。Aさんは…
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中国各地における生理休暇制度の法定化について
S. Tachibana
中国各地では、女性従業員の生理休暇制度の法定化が進んでいる。 このたび2018年7月1日付けで実施された「江蘇省女性従業員労働保護特別規定」(省政府令第122号)を例に説明すると、その第9条は「女…
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