鈍感ならぬ鈍韓、私はなぜ韓国ネタを扱わないか?

 私は韓国ネタを扱わない。なぜかというと、韓国ネタのほとんどが、政治でも外交でもなく、三面記事、芸能に近い娯楽ネタだからである。海外のまともな新聞をめくっても分かるように、日本人が熟知するような韓国ネタはまず乗らない。そういう意味で、日本のメディアは世界でいうと、さびれた地方紙。その地方紙は韓国という三面記事をトップ扱いしているようなものだ。

 誤解のないようにお願いしたい。私が三面記事を馬鹿にしているわけではない。読者のニーズがあって売れれば、立派な商品である。娯楽記事だから、読んで、笑って、怒って、罵って、それ以上何かあるのだろうか。だから、娯楽なのだ。

 私はケチな人で、時間も金も無駄にしたくないので、韓国ネタを読まない、書かないのである。韓国嫌いという日本人が多い。嫌いだったら、関心を持たなきゃいいのに、怖いもの見たさというか、そっちに行っちゃうのだ。気持ちはよく分かる。

 芸能人にはファンクラブがあるが、韓国にはアンチ・ファンクラブがある。アンチ・ファンが集まって、一斉に罵声を浴びせて相互同調し、日頃の欝憤を晴らす。一種のガス抜きである。ストレス解消には都合がよい。ただその瞬時の快感は長く続かない。すると、次のガス抜きが必要になってくる。

 そういう意味で、韓国ネタという商売はなかなか悪くない。リピーターがしっかりついているからだ。何といっても、韓国ネタは分かりやすい。取っ付きやすい。それが三面の特徴だ。

 私の投稿に友人から返事がきて、こういう。「『知韓派』たるものは存在せず、『痴漢派』だ」。うま過ぎ、座布団10枚。露出狂の痴漢をみて、キャーと喚いたらダメ。反応されればされるほど痴漢は興奮してエスカレートするのみ。無視に尽きる。痴漢研究専門家なら、それはそれでいいが、一般人は興味を持たないことがいちばん。時間の無駄、勉強にならない(私自身の場合)。

 私は、嫌韓でもなければ、敏韓でもない。鈍韓である。

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