マングローブ蟹のクリーム焼き、マナー違反の食し方が超絶な美味

 やっと、念願のクリーム焼き蟹にたどり着いた。昨晩は友人たちとクアラルンプール・ケポンの西公海鮮飯店(Xigong)で会食。いつも食べ損なったクリーム蟹を2つ注文してみんなでシェア。

 マングローブ蟹、「マッドクラブ」ともいい、日本では「ノコギリガザミ」という正式学名で呼ばれ、沖縄地方の高級名物料理として供されているらしい。マレーシアでもお値段が他に比べて安くない。店によっては事前予約が必要。

 蒸しても美味しいが、私が食べたかったのは、このクリームバター焼きである。濃厚な味わいが素晴らしく、何よりもソースをフランスパンにつけて食べるのが超絶な美味になる。西洋料理の世界ではこの手の食べ方は、マナー違反とか行儀が悪いとかいわれるが、一向に構わない。それよりも、中華として食べるわけだから。

 全員が黙り込んで、頬張った。パンが足りないから、追加注文。この味は香港で一度体験してから、病みつきになった。パンに完全な固体状態のバターよりも、少々溶け出したパターをつけたほうがおいしい。それはパンに染み込むからだ。蟹クリームバター焼きのソースの濃厚さは普通のバターの数倍、いや数十倍の増強版である。

 カロリーは?そんなことを考えたら、人生は暗澹たるものだ。コロナの陰鬱なムードを打ち破って、この1品が世界を明るくしてくれる。マナ違反の食し方で、ボンナペティ万歳。

<次回>

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