上海帰還

23230シンガポール空港でA380を発見

 6月10日水曜日。8時30分起床、ルームサービスで最後の朝食は食べ納め、定番のナシゴレン。

 それから、ホテル総支配人宛の意見書(コメント)の英語版を作成。私が滞在したホテルで、よく顧客アンケートに答えるのです。しかも、ただの「非常に満足、満足、まあまあ、不満、非常に不満」の選択だけでなく、ちゃんとコメントを文書にします。スペースが不足する場合は、別添にします。

 何もボランティアのコンサルティングをやらなくても良いじゃないかとよく言われます。お客様の声がなかなかトップ管理層に届きません。自分の責任逃ればかり考え、お客様の苦情をもみ消す現場担当者もいます。お客様はホテルに失望し、泊まらなくなります。これじゃ、まじめに働いているホテルの従業員たちに不公平です。ですから、私は、せっかく泊まったホテルだから、感謝を込めて意見を言うべきと考え、時間があれば必ず総支配人宛に手紙を書いています。

23230_2シンガポール空港のフライト案内はなぜ中国の都市だけが中文表示なのか?

 その後のホテルの反応は、まちまちです。何も返事しないホテルもあれば、「貴重なご意見に感謝を込めて」とギフト券や宿泊割引券などを送ってくるホテルもあります。なかに、次回泊まりに行くと上級部屋にアップグレードしてくれたりするケースもあります。指摘されたところ、きちんと改善されているホテルは、二度目のアンケートで褒め、感謝しますし、以降もずっと使います。

 10時までに、1週間滞在中部屋付けとなっている諸費用明細の照合と支払い、何かと慌しい。ちなみに支払いは、最近銀聯ANA招商銀行のビザカードを愛用しています(人民元決済)。このカードは、入会時5000マイル、入会後初のANA搭乗でさらに5000マイルがプレゼントされ、それから、ずっとダブルマイルキャンペーンをやっているので、非常に早いペースでマイルが溜まります。ちなみにJALも浦東発展銀行と提携で同種のクレジットカードを発行していますが、私は、スターアライアンスの会員で、ANA中心に使っています。今回のバリ島休暇で利用したシンガポール航空もスターアライアンス加盟社です。

 11時、バリ・デンパサール空港到着。ここも、インドネシアならではの手続きが煩雑。バリ空港での出国手順は、以下の通り。

23230_3シンガポール航空の機内食は悪くない、チキンの赤ワイン煮野菜とポテト添え

 ①荷物のレントゲン検査→②係官による抜け打ち手動検査→③航空会社チェックイン→④空港使用料支払い→⑤出国手続き(旅券にスタンプ)→⑥搭乗まで待機→⑦搭乗口で出国のための旅券再検査→⑧搭乗口で空港使用料半券回収→⑨搭乗口で再度手荷物のレントゲン検査→⑩搭乗券検査・半券回収→⑪搭乗

 13時20分、シンガポール航空SQ943便が定刻15分遅れでバリを出発。

 15時50分、シンガポール到着。荷物はスルーチェックで上海行きになっているので、シンガポールでは荷物ノンタッチの乗り継ぎだけです。上海行き便の隣の搭乗口に、あの噂の世界最大スーパージャンボ機エアバスA380が駐機中。さっそく記念撮影。デカイ!鯨のような形でとても愛嬌のある飛行機です。

 17時25分、定刻通り、シンガポール航空SQ836便がテイクオフ。一路と上海へ向かう。乗客が50名前後、ゆったりと機内の時間を過ごします。5時間のフライトタイムですが、例によって、映画2本鑑賞します。

23230_4上海浦東空港到着後、シンガポール航空機内検疫風景

 22時35分、浦東空港第2ターミナル到着。乗客数が少ないため、機内検疫は10分弱で終了。入国も市内への交通も順調で、ジャスト零時に自宅到着。休暇中よく休めたので、長いフライトにもかかわらず身体は余り疲れていません。

 明日からは、激務です。