マレーシア移住ビザMM2H運用、既存保有者に厳格条件免除へ

 マレーシア移住ビザMM2Hの運用条件について、確定されたようだ。10月5日に行われたハムザ・ザイヌディン内務大臣の発表によると、以下のとおりだ。

 (1) 既存MM2H保有者は、次の2条件を満たせば、ビザ更新可能(つまり、新規定の他の厳しい条件は免除)。
 ① マレーシア在住日数が年間合計90日以上であること。
 ② ビザ更新手数料は、1年間90リンギットから同500リンギットへ引き上げられる。

 (2) MM2H新規申請者は、すべての新条件を適用(免除なし)。

 MM2H保有者に課された年間90日以上の居住義務は、過去遡及(例:直近3年とか1年とか)か、それともこれからかはまだ不明。ただ、いえることは、1つ――。この最短居住(滞在)期間をクリア可能で、かつ今後もMM2Hの更新を希望する該当者たちは、これからマレーシア滞在を増やすだろうから、国の経済的収益増にはつながる。悪くないアイデアだと思う。

 なぜならば、新規定完全適用の新規申請者と比べて、旧MM2H保有者は、ほぼ5分の1の所得・収入条件を維持でき、プレミアムが大きく、資格を放棄するにはもったいなすぎるからだ。

 私自身は、マレーシアベースで、過去年々平均200日以上居住しているから(過去1年は365日)、問題なく、条件をクリアできる。滞在日数の取引ができるなら、他人に売りたいくらいだ。

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