日本人は世界トップクラス頭が良い、なのになぜ日本が衰退するのか?

 日本人は世界でもっとも頭の良い民族だ。

 2022年版「平均IQが高い国」ランキングでは、1位の台湾に続き、日本は2位になっている(Wiqtcom Inc.運営「Worldwide IQ Test」)。台湾は少数の優秀な人だけが受験している可能性もあり、データの歪みが指摘されている(ソース)。IQテストは、問題解決能力、抽象的思考、一般的知識など、その人の認知能力を測定するテストだ。

 日本人はとにかく世界的に頭が良い、トップクラスだ。では、なぜこんな日本が衰退する道を辿っているのか。結論からいうと、日本人集団(共同体)日本人個人のIQを殺しているからだ。日本人は決して馬鹿になったわけではない。問題は共同体なのだ。

 日本人は平均的に頭が良い。ただ個体の頭の良さは共同体によって制限されている。平均的に頭が良いので、群を抜いて頭の良い者は異常値になり、共同体から排除(ないし制裁)されてしまう。いわゆる同調圧力。日本社会の場合、共同体から排除されると不利益を被り、場合によっては正常な生活すらできないので、一般的に極力それを回避する。

 共同体からの排除・制裁を恐れて個体の日本人は自分の頭の良さを100パーセント発揮できない。周りの「空気」を気にして仕方がない。長い間、このような「自己抑圧」が継続すると、ついに元々優れていた抽象的思考力や問題解決能力が衰えてしまう。いや、正確にいうと、消えるわけではなく、「潜在化」させられることだ。

 フェラーリがあまりにも多く集まって、街が常に渋滞している。そんな街を走るフェラーリの1台だけでも、いざエンジンをブンブンかけてみると、たちまち目立って叩かれてしまう。のろのろと走るフェラーリ軍団はついにカローラ化し、アクセルを思い切って踏めなくなるのが日本人ではないかと。

 教育も問題だ。エンジンをブンブンかけることをタブーとする教育によって洗脳された日本人は、その不作為を「謙遜」「美徳」と思い込んでいる。そのうえ、「唯一の正解」を暗記することによって、日本人の論理的思考力を抹殺し、潜在能力をさらに潜在化させ、埋葬してしまう。

 日本人は学習好きで非常によくモノを学ぶ。ただ「学び方」を学んでいないし、教えられていない。すると学習の効率が非常に悪い。簡単にいうと、日本人は「How 」をよく学んでいるが、「Why」を学ばないことだ。

 「How」とは、特定の時間、特定の場所、特定の当事者が特定の条件下で形成されたいわゆる「Know-How」である。条件が変われば、結果も変わるわけで、「Know-How」を学ぶのは、確実でないし、失敗の元にもなり、効率が非常に悪い。だから、まず「Why」を学ぶことだ。

 「Know-Why」さえ習得すれば、その時間、その場所、その当事者、その条件下の「Know-How」がついてくる。しかも、いくつもの「Know-How」が同時に自動的についてきたりもする。効率は非常に良いのである。正確性も非常に高い。

 総じていえば、日本は「知的資源浪費大国」である。

 国家や社会は変えられないが、個人なら変えられる。自分や家族の知的資源を無駄にしないために、とにかく、日本を離れることだ。日本の「空気」から脱出することだ。海外でIQ顕在化の鍛錬を重ねることだ。子供なら、なるべく早い段階で海外に送り出し、日本型の教育を受けさせないことだ。これに尽きる。

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