北京出張(1)~青りんごを食べてお休みなさい!

 北京セミナー出張中。

 ワイン9本、紹興酒3本、ビール・・・ 昨日の宴会は、20名ほどの出席者で4時間にわたり、盛り上がった。今日(10月21日)は、完全二日酔い気分で、出張の途についた。

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28248b_1京倫飯店の部屋からの眺望と室内

 出発予定時刻12時の南方航空3908便に搭乗したのは、12時10分。いざ出発準備が整ってみると、「虹橋空港運航総量規制のため、出発予定時刻は、13時25分へ変更」と、機長からのアナウンスが入る。

 えっ、それはないだろう。遅れるのなら、何も乗客を機内に缶詰して待たせることはないだろう。早速、機内食サービスが始まる。地上で食べる機内食もなかなか珍しい。

 13時20分、飛行機は動き出す。神様に感謝する。

 15時25分、予定時刻より1時間25分遅れて、南方航空機が北京首都空港に着陸。またもや、問題発生。飛行機のドアが故障で開けられない。機内で待つこと15分、やっと機外に出られる。何かと問題の多い中国国内の航空運送事情。誠意込められた謝罪は一つもない。本日は、北京でアポを入れなかったのが正解だった。

 ホテルに到着したのは、17時過ぎ。

 今回泊まるのは、セミナー会場のある京倫飯店(日航)。北京での常宿でもある。特に好きというわけでもないが、国貿に近く、場所が便利だから、いつも使っている。今回、予約したのは、エグゼクティブフロアの部屋。相談用の会議室と同じフロアだから、便利だ。一般の客室に比べると、リニューアルされていて、グレードが高い。インターネットの接続も快適だ。

 シャワーを浴びて、すぐ夕食に出かける。今回は、木津さんと一緒に出張している(セミナーで10分ほど、香港企業の従業員福利制度事例を話す)ので、彼がリクエストした北京ダックを食べに、東方広場にあるグランドハイアットに向かった。

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28248b_2木津さんと一緒に北京ダックを食べる

 グランドハイアットの中国北方料理・長安壱号は、いま北京でかなりの人気店になっている。当日の予約では、席が取れないので、上海を出る2日前に、しっかりと予約しておいた。もちろん、ダックも予約なしでは食べられない(北京ダックのことは別途記事にする)。

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28248b_3キャピタル・クラブからの北京の夜景とクラブ館内

 食事中に、日系金融機関B社北京本部の中国総代表K氏から電話が入る。仕事が終わったので、早速、レストランまで来てもらい、合流することになった。

 21時30分、食事終了。どこか軽く飲みに行こうかと、向かったのは、北京市内の会員制クラブ キャピタル・クラブ。K氏は、クラブのメンバーだ。

28248_4キャピタル・クラブで今日の一服

 K氏とは、94年上海駐在時代からの老朋友で、付き合いは15年になる。今日も話は、ラオスのメコン川の夕日から、アラスカのサーモン釣りまでと、盛り上がった。気が付いたら、シガー1本ちょうど終わった。木津さんも、昨日の酒が残っているせいか、疲労が顔に出ていた。

 23時30分、ホテル帰着。明日のセミナーに備えて、ゆっくりと休むことにした。おっと、部屋のフルーツバスケットに、大好きな青りんごを発見、寝る前に、一ついただこう・・・。

<次回>