福州の海鮮三昧、豪快!フカヒレスープ飲み放題

29711_1福州の母なる川・閩江(ミンジャン)の夕暮れ

 福州は、淡々とした、癖のない街である。ビジネス出張のせいかもしれないが、そう感じてしまった。午後(11月26日)から経済区にある顧客先を訪問。福建省にある当社唯一の顧客である。経営上の色々な問題を意欲的に解決しようと大変熱心な総経理で、最近立て続けに私のセミナーに参加してくれた。もちろん、毎回毎回、わざわざ上海まで出張してくる。

29711_2魚、魚、魚
29711b_2蛸と葱唐辛子の炒め合わせ

 5時過ぎに、打ち合わせが終了。是非、現地の料理を食べようと海鮮料理店へ連れて行ってくれた。福州は、海鮮の美味しい街としても有名だ。

 とにかく、素材だ。冒頭に出てきた蛸と葱唐辛子の炒め合わせでいきなり感動。中国でこれだけ美味しい蛸が食べられるとは幸せだ。プリプリ、コリコリ、噛めば噛むほど口中に蛸の旨みがじわじわと広がっていく。これだけ新鮮な蛸なら、さっと3秒程度湯にくぐらせて、蛸しゃぶにしても良いくらいだ。ポン酢をちょっと付けて食す。

29711_3フカヒレスープ
29711b_3魚丸湯

 といろいろ想像しているうちに、フカヒレスープが登場。ど~んと、巨大な土鍋で出てきた。豪快!高級料理でちびちびという感じではなく、一人何杯でもお替りして、ほとんど、フカヒレスープの食べ放題状態だった。味の方もしっかりしている。濃厚な出汁スープが素晴らしい。

29711_4蒸し魚
29711b_4ピータン麺

 最後に、出て来たピータン麺は、初めて。見た目ではゴチャゴチャして美味しそうではなかったが、口にすると、出汁の効いたソースが美味。また、なぜ麺にピータンかと思ったが、そのハーモニーは絶妙だった。

 と、素晴らしい福州の一日だった。

 いま、ホテルで出発の仕度をしていると、事務所から電話がかかってきた。顧客から、労働仲裁の緊急連絡。早く帰らなければ・・・