中国語セミナー、「知れば知るほど怖い」・・・

 1日セミナーは無事終わった。

 12月11日の中国語セミナー「新労働法令の総括まとめと人事労務実務」は、定員40名のところ、63名の超満席の開催となった。

30432_212月11日人事労務セミナー(中国語・上海)

 会場の増設は、55名程度が限界だが、かなり厳しい状況になった。一部、窮屈な座席もあって、参加者の皆様に大変ご迷惑をおかけしてしまった。昼食も40名の予定を超えたため、大宴会場の円卓形式になった。

 出席者は、北は北京、南は深圳までと全国から集まった。日系企業の中国人の人事責任者だった(中国語熟練者の日本人の方も数名おられた)。

 「聞いて、本当に驚いた。知れば知るほど怖い。我が社の人事制度はザルのようだったことがこれで分かった。何も出来ていない。リスクだらけだ・・・」

 「人事管理は大変、いろんなトラブルを抱えているが、問題の根源がどこにあるのか、これで分かった」

 「弁護士に頼んで、作ってもらった人事制度も問題が多いのに気付いた」

 「悪社員に立ち向かって毅然と行動を起こさなければ、真面目に働いている社員に申し訳が立たない。がんばる」

 「聞けば聞くほど、落胆する。労働法や人事制度は、これだけ複雑だなんて、どこから手をつければいいのか・・・」

 「いままで、こんな人事労務のセミナーは聞いたことがない。遥々と出張してきた甲斐があった」
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 フィードバックを聞いて、私も一安心した。無料セミナーが当たり前の時代、当社が一貫して有料セミナーをやっているだけに、「価値」を認めてもらえなければ面目ない。2000元の参加費だけではない。忙しい皆さんが、職場を離れて1日も時間を投入するわけで、機会損失コストを考えなければならない。

 よりあえず、良かった。これからは、多数の問い合わせに対応しなければならない。何とか1社でも多くの会社に役に立ちたい。