マレーシア移住1周年の点検と反省

 10月8日。今日は、マレーシア移住1周年記念日である。

 時間が経つのが本当に早い。あっというま1年経った。振り返ってみてこの地への移住は紛れもない正解だった。ただすべて想像していたとおりではない。予想や期待を上回る部分が素晴らしいが、下回った部分は反省点となる。1周年記念日に、反省を中心に棚卸したいと思う。

 反省点といえば、不動産の購入という1点のみである――。

 事前調査が若干甘かった。現地で賃貸物件にしばらく住んでからゆっくり調べて不動産を買おうと計画していたが、ここ1年の現地調査では自分のライフスタイルに合った物件がないことに気付き、最終的に土地を購入して建設するという計画変更を余儀なくされた。それはそれでいいのだが、ただ規制上大きな問題が生じた。単体の土地購入価格が外国人に課せられる下限を下回り、しかも複数の単体区画の合併申請(下限クリアのため)も難しいため、現在なお交渉が難航中。(この点は、注文住宅以外の購入や賃貸には基本的に影響が少ないので、参考にならないかもしれない)

 そのほかは、良い点も悪い点もほぼ予想や期待通り、全体的にマレーシアは移住先としてやはり申し分のない国である。