当社ベトナム業務の変更について、株式譲渡で大筋合意

 当社のベトナム業務については、大きな変更があった。一旦閉鎖を決定した現地法人は存続することになった。

 2022年11月9日付けでアナウンスした『ベトナム一般コンサル・研修教育サービス終了のお知らせ』を踏まえ、この1年は業務終了および現地法人エリス・ベトナム株式会社の閉鎖に向けて着々と準備してきた。

 しかし、当社ベトナム側の提携パートナーからは、エリス・ベトナム社の存続・一部株式譲渡・業務継続を求める申し出があり、協議を経て以下の内容で大筋合意した――。

 外国100%出資を、ベトナム資本マジョリティーに形態を変更する。つまり、ベトナム企業に変わるということだ。コンサル対象顧客層は、ベトナム系企業を中心にし、コンサル内容も既存の経営戦略と人事労務から幅を広げ、各専門分野のコンサルタント陣をパートナー等の形態で迎え入れる。

 立花は代表取締役社長を退任し、相談役に就任する。一部専門分野においては、引き続き仕事を引き受け、報酬制を取る。私が求めてきた「経営に携わらない」ことはこれで実現し、ベトナム人経営陣が今後全面的に経営を引き継ぐ形となる。ただし、新株主の要望で、社名は「エリス・ベトナム」のまま維持する。

 もちろん、日系企業は引き続き、エリス・ベトナムを利用することができる。その際、「立花」を指名してくだされば、私は喜んで仕事を引き受ける。よろしくお願いいたします。