テイラーズ大学におけるETC開講、国際的受講風景

 9月24日(水)、マレーシアの私立トップ校とされるテイラーズ大学において、ETC(ERIS Talent Class)の講義が始まった。本プログラムは経済産業省国庫補助金の対象事業として位置づけられており、今回で3校目の開設となる。

 今回は大学の正規科目として単位付与が認められたこともあり、学生の関心は例年にも増して高く、初回授業には52名が出席した。登録者数62名に対して高水準の出席率を示している。

 出席者の内訳は極めて国際的であった。マレーシア人学生に加え、フランス、デンマーク、フィンランド、オマーン、韓国、中国、インドネシア、ブルネイ、パキスタン、タンザニア、ジンバブエ、ザンビアといった多様な国々からの留学生が多数参加し、講義室は多文化的な交流の場となった。このような国際環境における議論は、学生の視野を広げ、ETCの教育的価値を一層高めるものである。

 初回の授業テーマは「会社で働くこととは」であった。私は自身の実務経験を踏まえ、企業社会の現実や人間関係のダイナミズムを語りつつ、今後AI時代を生き抜くために必要なサバイバル力の涵養を強調した。単なる知識の伝達ではなく、未来社会に適応するための思考力と行動力を養成することこそが、本プログラムの使命であると位置づけている。

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