9月5日(水)~9月7日(金)、上海出張。定宿の虹橋錦江ホテル(旧シェラトン)滞在中に、同ホテルの日本人スタッフ門田さんを懇親会に招いた。
このホテルはシェラトン時代から、すでに何年も上海出張の定宿として使ってきた。大変お世話になっている。また歴代の日本人マネージャーやスタッフとの懇親会も定例化してきた(2016年2月29日付け記事「問題解決の副産物、いやな問題に価値を見出すプロの姿」)。
今回の門田さんも北京留学出身の「中国屋」さんである。ただ一つ変わったのは、彼女の雇用先は従来の外資企業でなくなり、中国系企業(錦江グループ)であることだ。中国系企業の人事労務管理や組織文化に大変興味があって、門田さんに根掘り葉掘り質問攻めで聞いてみた。
管理や教育は意外にも日本企業に遜色のないほど厳しくやっているようだ。ただし、日本企業の「優しさ」や温情管理はやはり中国系企業に似合わない。欠点はズケズケ指摘されるし、成果に対する追求も厳しい。教育に関しても日本企業らしいOJTでなく、自分から進んでスキルを「盗もう」としない限り、先輩や上司は教えてくれない。
そうした状況もあって、サバイバル力を鍛える面では、むしろ中国企業のほうが数段上ではないかと思う。彼女も強く鍛えられ、将来に向けてある意味で貴重な資産を得ることになるだろう。
頑張れ!門田さん。