現役のまま、蟻の越冬準備型マレーシア移住

 今回KL滞在中に、日本人やマレーシア人、いろんな方と会って話をしてきた。日本人でも駐在員やセカンドホーマー(MM2H保有者)、経営者と、いろんな角度から見たマレーシアを語ってくれた。少々乱暴だが、共通した結論を総じてまとめると、こういうことになる――。

 マレーシアは日本人にとって、本当に、本当に、本当に、住みやすい国である。

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 私は昨年11月に、フェイスブックで「マレーシア移住の会」を立ち上げ、運営している。マレーシア移住といえば、定年退職後のことで、移住者関連の会はほかにもあるが、どうしてもシニア中心になっている。

 いま60代の方々について、年金や老後の保障などでは、大変失礼な言い方をさせてもらうと、いわゆる「逃げ切り組」である。私たち40代、50代、あるいは下の方もっと若い30代、逃げ切れないのが目に見えている。このような人たちのマレーシア移住とは、また別の要素が絡んでいる。

 気がつけば、「マレーシア移住の会」は、現役の方が中心になっている。そこで、老後を待たずにいま現役のままですぐにできることとは何か、このポイントに絞り込んで情報交換ないし提案に取り組んでいきたいと考えている。言ってみればキリギリスではなく、蟻の越冬準備のようなものだ。

 9月後半に、「マレーシア移住の会」(上海の部)第4回会合(兼立花渡馬壮行会)を予定しているが、ずばり「現役編!蟻の越冬準備型マレーシア移住」というセミナーを同日並催したいと、いま鋭意企画中だ。